プロフィール・
コンセプト
Profile and concepts
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中田 貴(なかた たかし)
〈出身〉
1977年 北海道札幌市生まれ
〈学歴〉
北海道立札幌南高校卒(1996年)、北海道大学歯学部卒(2003年)
北海道大学大学院歯学研究科卒、歯学博士(2007年)
日本歯科保存学会専門医、日本歯科放射線学会優良医(元)
〈趣味〉
読書、剣道(剣道四段)、ゴルフ(HC10 現在冬眠中)
自転車、アクアリウム(修行中)
”歯医者はコンビニより多い” と言われています。
選択肢は数多くあるにも関わらず、
良い歯医者はどこ?良い歯医者を紹介して!
とよく聞かれますが何故でしょうか?
治療には医院の雰囲気やドクターの性格、技術、経験値などが色濃く出るので、自分に合っていても他人には合わないなんてことは当然と言えば当然です。
医院の個性は、
歯科医師観やこれまでの研究や勉強してきたこと、出会ってきた症例によって出来あがる
と考えています。
「自分が患者だったら、こうあって欲しい」
「自分の親・家族・大切な人に、こんな治療を提供したい」
「逆に絶対にやってはいけないことはやらない」
ということを心のどこかで感じながら臨床してきましたので、今現在残っているものが得意分野であり、提供できるものの全てであると思っています。
院長は以下のような考えで治療に向き合っています。
医院選びの参考にしてくださったら嬉しいです。
・人工物はできる限り少なく、自分の歯を大切に保存して欲しい
・手を抜くと後々痛い目にあうので、しっかり時間をとって治療したい
・歯は抜かないに越したことはないが、なにがなんでも抜かないという考えは捨てた方がいい。
(機能面と両立して考える、諦めも肝心)
・残して機能させられる歯に全力を傾ける
・痛みがない、痛みが少ないに配慮する。
・ただし、痛みに配慮しすぎて大事なことをやらない、臭い物に蓋をするのはナンセンス
・何もしないことが正解のときもある(あえてやらない勇気も必要)
・なんでも足せば良くなる、努力すれば報われるわけではない。是々非々の考え方も必要
・口は歯も、身体の一部であり、身体全体のことにも配慮したい
・薬は作用と副作用がある。薬の力を借りたい時は必要最小限で。薬はないに越したことはない。
・全身の健康へも積極的に関わり、自然の治癒力の向上に貢献したい
はじめまして!
【WIN Dental Office】の院長の 中田 貴(なかた たかし)です。
ホームページをご覧くださって、誠にありがとうございます。
高校卒業する頃に、
将来何になりたいのか?何を目指すのか?という通過点は
どなたも少なからず経験したのではないでしょうか。
恥ずかしながら、私ははっきり将来像を決めずに歯科医師を目指す道に入りました。
そのかわりといってはなんですが、
世襲でもありませんし、割とフラットに歯科医療や歯科界、医療業界を見ています。
全く知らない世界に飛び込んでみましたが、今では歯科医師という仕事には魅力があり、社会に貢献できる素晴らしい職業だと感じています。
卒業してからは、基礎研究(免疫学)をはじめ、材料の評価や研究に明け暮れ、臨床では(本人の意志とは関係なく・・・)、審美修復やエンド(根管治療)を相当数経験しました。
また、前職では耳鼻科医や脳外科医と共に睡眠時無呼吸症候群の治療を多数経験させてもらっています。
もともと何かはじめたら諦めの悪い性格で、突き詰めてやるタイプです。
特に大学病院では、時として難症例に出会います。
上長の先生から難症例を(ほぼ全て)任されるようになったり、同業者(歯科医師、学生、医科ドクター、医科教授)が自分に治療して欲しいと指名してくださるようになりました。
同業者が同業者に一番手厳しいはずのに、大学をやめる直前の診療予約がすべて同業者で埋まっていたということは、自分の仕事が認めれれた証拠であり、今でも自分の中の誉れです。
その後、有病者や障害者の歯科診療、矯正治療にも取り組んできました。
そして、その延長線上に今があると感じています。
当院では
・診査と診断、治療方針の決定、相談にしっかり時間をとります。
・妥協せず時間をかけて、丁寧で質の高い治療を提供します。
・出来ることと出来ないこと、達成できることと達成できないことを明確にします。
そのため、初診時には診査や診断、カウンセリングのみ行います。
(簡単な応急処置程度は行う場合があります。)
早く治療しないと・・・・という治療の誘導や
急ぎの対応で済ませることはありませんし、治療の押し売りもありません。
いきなり治療に入らない理由は、
歯科医療とはいえ、人と人との関わりであり、
お互いの意志が共有できていることが最も大切だと考えているからです。
診査とカウンセリングだけで治療はなしとなっても、全く問題ありません。
治療するべきではないという判断もあるからです。
診療は
・完全予約制
・並列診療のない貸し切り型
・60−180分の診療時間の確保
・個別の滅菌体制
を実践しています。
お一人ずつ順番に入れ替わるため、個別性が担保されますし、衛生面でも有利です。
また、滅菌できるものはすべて滅菌しますが、滅菌できないものは使い切り(ディスポーザブル)の材料をふんだんに採用しています。
治療は短時間でさっと済ませられるのが、良いこともありますし、
専門家と称するなら、上手い早いが当たり前という考えもあるでしょう。
私も賛成です。
しかしながら、
歯科医師という職業はちょっと職人気質のようなところがあり、職人を急かして仕事させても良い仕事にはならないという側面もあります。
”ゆっくり急げ” Festina lente
が、歯科診療には、ぴったりの言葉です。
時間を十分確保することによって
・決められたプロトコールが遵守でき、材料本来の性能を発揮できる。
・拡大鏡・顕微鏡(マイクロスコープ)を常時使用し、精密で正確な治療が実践できる。
・口腔内写真や動画により、今やっている治療を見て確認できる。
が実践できます。
とはいえ、現実的にそれをやるに様々な障壁があります。
そこで、不必要なものやコストを削って、治療に集中して良いものをどうやって提供するのかを模索してく中で、結局、診療台1台でやるという選択に行き着きました。
ですので、大抵の歯科医院に
あるものがなかったり(僕にとっては不要なので)
ないものがあったりします。(僕にとって必要なので)
そして、受付、診査・診断・説明・治療のすべて歯科医師が担当します。
担当が変わることによって説明が変わったり、引き継ぎが上手くいっていないということはありません。
”よくある歯科医院のスタイル”とは、
かなり違いますので、戸惑うこともあるかと思いますが、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
お会いできることを楽しみにしております。